どうも、鈴木やすむです。
日曜日の朝、がっちりマンデー見てたんです。
地方の交通機関の特集でした。
だいたいが、古い鉄道会社がコレをああしたらこうなった!みたいな想定内の内容でしたが、とあるバスの紹介が、ワタクシ的に「へ~」とか「ほ~」とかの連続でした。
eCOM-8(イーコムエイト)という、定員10名の小さなバスの話。
ポイントとなる特徴は、
・電気自動車である
・時速19kmで走る
まずひとつ目、電気自動車であることで国から補助金が下りるので、企業や自治体に採用されやすい。※桐生駅のバスは運賃無料。
ふたつ目の時速19 km。
これがまぁ、すごいスゴくてですね、時速19 km以下にすることで、車としての規制が大幅に緩和されるんですって。
・シートベルトなし
・窓ガラスなし
・衝突実験の必要なし
ただ、いくらなんでも19 kmって遅くない?!って思いません?
思いました??
思いましたよねッ?!
コレがね、実際に駅の周辺をグルッと一周してみると、普通のスピードの車が7分半ぐらいで、eCOM-8だと8 分半ぐらい。確か47秒差とかだったと思います。
ほとんど変わらないんですよ。
なんかホントに、すごいなと。
だって「19kmの車なんてムリっしょ」で終わりますよね、普通。
常にアンテナ張ってて、このルールがこうなったらこんなことできそうだなとか思いついて、そうなるとこの順序で進めて、実際やってみて、それがどんな人に求められて、誰に売り込めばいいとか諸々全部考えて、実際に動くワケですよ。
で、こんな風に前例のないモノを実現させちゃうんですから!
株式会社シンクトゥギャザーの社長、スゴいすごすぎだわ!!
あと、おまけで思うのは、デザイン。
かわいらしいんですよ、変わり種のチョロQみたいな。
これもし、パッとしないデザインだったら、なんか乗ってる自分らがニヤニヤされちゃう気がして敬遠されたかもしれないですよね。
とまぁ、こんな感じでホント、スゴいすごいなぁと感心したってこと!
2019.11追記
池袋を走って話題になっとるようです。