どうも、鈴木やすむ[@suzukiyasumu]です。
たまたまツイッターで流れてきた記事で、「秋葉原連続通り魔事件」の加藤智大の弟が、もう四年も前に自殺してたことを知りました。
4年も前に自殺してたの。。シリアルキラーマニアの私の耳に入らないなんて、情報過多すぎるわ今の世。。 →「秋葉原連続通り魔事件」そして犯人(加藤智大)の弟は自殺した https://t.co/RnUElUhVr8 #現代ビジネス
— 林やすむ@あなたに届け私の体調! (@hayashiyasumu) 2018年12月13日
“突きつめれば、人を殺すか自殺するか、 どっちかしかないと思うことがある”
加藤智大の弟の言葉です。
って言ってて、その一週間後に自殺しちゃった。
兄は人を殺し、弟は自殺ですよ。
過去様々な凄惨な殺人事件がありますけど、 私は加害者も被害者だと思っているところがあって、 そう生まれてなければ、そう育ってなければ、 こんなことしてないよなって。
当時も報道されてましたけど、母親が異常なまでの教育ママで、子どもを自分の理想の型にはめる子育てをし続けた結果の爆発があの事件です。
そりゃ、なにもわざわざ関係ない人何人も殺すことないだろとか、 もちろん解りますよ。
当事者になればそんなこと言えないとも思います。
悪くないって言ってるんでなくてね。
母親的にはよかれと思ってやってたことで、 世の中にはもっとクソみたいな親なんていくらでもいると思えるの がなんとも忍びない&コワいなって。
先天的に「殺人衝動」 の種みたいなものを抱えて生まれてきちゃったパターンと、 成育環境でそうなっちゃったパターンのふたつあると思うんです。
加藤智大の場合、伝えられる情報のみからですが、 後者の成育環境パターンとしか考えられませんよね。
母親の「こうあるべき」ってのが、 かんたんにいえば社会的に評価されるであろう未来像のためなワケ です。
「自分の見栄」と「子どものためを思って」 のどちらの比重が重かったかは本人にしか分かりませんけど、 やっぱりどこにでもいる親な気がしてしまうのです。
やってたことひとつひとつ知れば普通じゃないですよそりゃ。
でも、その異常な教育は、世の中の常識(からくる理想) を目指すためのものなワケです。
「常識」が生んだ悲劇とでもいいましょうか、 普通の親が普通の子に普通(と思ってる)の子育てをしてただけ、 ただ「親の常識の捉え方」が著しく歪んでいただけで、 兄は人を殺し、弟は自ら命を断ってしまった。
弟は、命を絶った一週間前にも自殺を試みて失敗していて、その手段は「餓死」。
なぜ餓死か? いちばん苦しそうだから。やっぱり、加害者は苦しまなければならない。楽に死んではいけないんです
こういう感情を持つ、真っ当な(って私が判断することじゃありませんが・・)人間だったワケです。
親が、自分が思ってる常識とか普通ってなにからきてるのかとか、 それにどんな意味があるかとか、しあわせってなんだろうかとか、 そういうモノゴトの本質を自発的に見直すというか、 そういうことに気がつかなかっただけで、 普通であるべき(はずの)家族がこんだけメチャクチャになるってねぇ。。
なんというかまぁ、きれいにまとまりませんが、 ついつい考えさせられてしまった私でした。
じゃ、おやすむ。。