私の体調

私の体調を世界にお届け!

我が子への伝言[5]欲求のコントロール 前編

どうも、林やすむ[@hayashiyasumu]です。

 ふ〜。

我が子への伝言シリーズは、子どもたちが中学生とかになって、なんかのきっかけでもし目にした時に、なんとなくでもなにかしら感じてくれたらいいかなぐらいの感覚で書いてたんです。

suzukiyasumu.hatenablog.com

が、娘がブログを始めたりしたもんだから、どうせなら今でも伝わるように書こうかなと思ったら、けっこう大変になりました。

書いてみると、なーんかやっぱり、独りよがりというかなんというか、まぁ、せっかく書いたので上げましょう。

では。


人にはいろいろな欲求があります。

「○○がしたい」とか「○○が欲しい」とか「○○になりたい」とか。

そう思うのは自然なことなので、なにも心配はいりません。

大きくなると、その欲求を叶えるためにどうするかを、自分で決めることになります。

その時に、気をつけておきたいことを伝えておきます。

前編は、主に「物欲(ぶつよく)」について。
※子どもの「お菓子食べたい」とかも食欲というより物欲な気がするので、その辺も含めます。

まず、今もこれからも、世の中には「人の欲求をコントロールしようとする仕組み」がたくさんあるということ。

テレビのコマーシャルも、ユーチューブの広告も、なんなら動画そのものだってそうかもしれません。

たとえば、食べ物屋さんにガチャガチャがあるのも、ガチャガチャが必要だからあるのではなく、そこにガチャガチャを置けば、家族でご飯を食べに来た子どもたちがやりたがって、ガチャガチャが売れると思うから置いているのです。

ちなみに、ガチャガチャで買ったおもちゃで、今も大切に遊んでいるモノはありますか?

ないでしょう?

ガチャガチャは、「○○が欲しい!」という欲求よりも「ガチャガチャやりたい!」という欲求をコントロールされて買ったモノだからです。

べつにそれがいけないワケではありません。

ガチャガチャは、商品プラス、その「体験」を売るモノなのです。

モノだけが価値ではありません。

お金を入れて、ガチャガチャを回して、中身の分からないモノが出てきて、カプセルを開けて中身を見るという体験に価値があるワケです。

目的は、欲求をコントロールすることではなく、モノや体験を売ることなのです。

コマーシャルでおいしそうなハンバーガーを見れば、食べたくなりますよね?

ユーチューブで面白そうなゲームをやってれば、買ってやってみたくなりますよね?

そういうひとつひとつが、あなたの欲求を刺激してあなたを動かそうとするのです。

日本は今、世界の中でも豊かな国のひとつで、食べたいものや欲しいものが、かんたんに手に入ります。

その欲求のままに、食べたいものばかり食べていれば、体も心も調子が悪くなります。

ゲームばかりやっていれば、目は悪くなるし、他のことをする時間もなくなるし、お金もなくなります。

子どものうちは、パパやママに言われて仕方なくガマンしてきたことを、大人になるにつれ、自分の意思でやめなければなりません。

そのために大切なのは、まず「気づく」ことです。

このコマーシャルは自分にハンバーガーを買わせようとしてるんだな?とか。

まぁだいたいは、モノやサービスを売るためです。

まずそこに気がつけば、その先の、(欲求のままに)ハンバーガーを毎日食べ続けたら自分の体はどうなるとかってのはイメージできるだろうし、自分で判断できると思います。

欲求をコントロールされそうになることに気がついて、その判断を自分で決められば、それほど大きな問題にはならないでしょう。

えーっと、今日はここまでにしましょう。

じゃ、おやすむ!