私の体調

私の体調を世界にお届け!

「Mr.着眼点」こと、こやまたくや氏(ヤバイTシャツ屋さん)があの曲で鳴らす「許さない社会」への警鐘

どうも、鈴木やすむ[@suzukiyasumu]です。

ビルの受付は、さほど寒くない。

この週末、久しぶりにけっこう腰が痛くて、真顔で過ごす時間が長かった。

真顔で過ごす時間が長いと、家族の雰囲気にも悪い影響を及ぼす。

私の個人的な問題による真顔が、なんとなく家族のフットワークを重くしてしまうことが実感できた。

広く見れば社会もそんなようなものかもしれない。

「小ボケにマジレスするボーイ&ガール」をツイッターで知る

さて。

私は「ヤバイTシャツ屋さん」というバンドが好きだ。

べつに、若者の音楽についていけてますよおじさんを気取っているワケではない。

ジャンル問わず、心地よいメロディやリズム、粋な歌詞にナチュラルに反応している結果だ。

そんな言い訳に割いている時間はない、なんてことはなく、そんな時間があるからこそ、こんなことを書いているのである。

続けよう。

ここで、このバンドを私が丁寧に薦めたからどうなるワケでもないので、それはしないでおく。

「小ボケにマジレスするボーイ&ガール」

この曲名をツイッターでチラ見して、曲を聞いてみた。

www.youtube.com

小ボケにマジレスすんな!小ボケにガチギレすんな!
君のリテラシー問われる 現代人よ

いつからか 何もかも 気になって 億劫になっちゃって 一切ボケるのから 逃げ出しちゃって 先回りをして 言葉選んで 選びすぎて
必要以上にモラル守るマン

嫌に敏感だ繊細だ そんなんじゃ
当たり障りのない恋愛歌ばっかになってしまうわ(そりゃそうじゃ)
誰に何に対してんかようわからへん優しさが
表現を潰す 物申すウーマン

こぼけにマジレスすんな! こぼけにガチギレすんな!
君のリテラシー問われる 現代人よ
こぼけにマジレスするボーイ こぼけにガチギレするガール
君のリテラシー問われる 現代人よ

黙っとれ! 待っとれ! そこで止まっとれ!
黙っとれ!待っとれ!お前!黙っとれ!
黙っとれ!待っとれ!そこで止まっとれ!
黙っとれ!待っとれ!お前!黙っとれ!

クレーマーがクレバーなフリしてくるから
偏差値の低い我々 すぐに丸め込まれてしまいます 悔しいな
なあ 生かすも殺すもあなた次第
揚げ足取る前に笑いを取りや
くだらないものも許そう 極力

こぼけにマジレスすんな!こぼけにガチギレすんな!
君のリテラシー問われる 現代人よ
こぼけにマジレスするボーイ こぼけにガチギレするガール
君の許容が 平和に繋がる ボケろよ 現代人よ

黙っとれ!座っとれ!そこで止まっとれ!
黙っとれ!座っとれ!お前!黙っとれ!
黙っとれ!座っとれ!そこで止まっとれ!
黙っとれ!座っとれ!お前!黙っとれ!

黙っとれ!待っとれ!そこで止まっとれ!
黙っとれ!待っとれ!お前!黙っとれ!
黙っとれ!待っとれ!そこで止まっとれー!

 相変わらずの、こやまたくや氏の着眼点。 

こやまたくやというより、もはや「Mr.着眼点」といえる。

こやまたくやなんてやめて「Mr.着眼点」にすればいい。

そもそもこやまたくやのフリをした「Mr.着眼点」なのかもしれない。

 “ボーイ&ガール” の中に潜むとんだ「ボケつぶし」

「小ボケにマジレスするボーイ&ガール」は、ひとことで言えば「許さない社会」へのアンチテーゼだ。

日頃からただ「許さない社会」を憂いているだけの出がらしの中年は、この「ネガティブだろうがポジティブだろうが想いを形(作品)にして発信できる」ことがうらやましい。

「Mr.着眼点」は、バンドだけでなく映像作家としても第一線で活動している。

先週、書き殴り倒した武井壮といい、できちゃう人はできちゃうのである。

suzukiyasumu.hatenablog.com

バンドも映像作家もボケるための口実

「Mr.着眼点」から見れば、情報あふるる現代社会は、ネタの宝庫ともいえる。

私はそんな「Mr.着眼点」を楽しみにしている。

「Mr.着眼点」もバンドだけでは飽き足らず、映像作家としてまでボケようと躍起になって活動している。

そう、「Mr.着眼点」にとってバンドだの映像作家だのという肩書は、ボケるための口実に過ぎないのである。

ボケたい「Mr.着眼点」と、それを楽しみたいオーディエンスである私とは、利害関係が一致しており、この先もそんな関係でいられると思っていた。

そんな思いとともに流れる曲の、一節の歌詞が引っかかった。

なあ 生かすも殺すもあなた次第

「Mr.着眼点」が、ボケながら「ヘルプミー!」と訴えている。

ヤバイTシャツ屋さんを支えるメイン層であるはずの “ボーイ&ガール” の中に、とんだ「ボケつぶし」が潜んでいたのである。

「Mr.着眼点」が心おきなくボケられる社会へ

誰に何に対してんかようわからへん優しさが 表現を潰す

せっかくボケたい、ボケる才能あふるる「Mr.着眼点」を、ボケさせない現代社会。

こんなニュースも、無関係ではないはず。

news.livedoor.com

コレしかし「日本語が読めない」という表現こそ、このニュースでいう「日本語が読めない」人が理解できない表現だろう。

「文脈が理解できない」とかそういうこと。

私には、本人がダメというより「教育の失敗」だと感じられる。

だからとにかく武井壮を政治家に、、っと脱線している時間はもうない。

 グイッとまとめると、せっかくの「ボケたいMr.着眼点」と、「ボケられたいオーディエンス」というwin-winの関係が、一部の「ボケつぶし」によって壊されしまいかねないというお話なのであった。

じゃ、おやすむ~!!

 

もう少しちゃんと、ヤバイTシャツ屋さんを知りたければこちらも↓

suzukiblog.com