ロスジェネ世代の「派遣気質」はもう取り返しがつかない
どうも、林やすむ[@hayashiyasumu]です。
明日は春分の日でお休み。
いつの間にか土日にくっついた祝日ばかりになってて、たまの週の間のお休みがやけに気楽になります。
さて。
ロスジェネ世代に救いはあるのか
こんな記事読みました。
私の場合、自分の意志で高校を中退したため(退学届したためHeyYo※韻を踏みましたよSayHo〜)、就職活動での苦労とかとはさっぱり無縁でしたし、世代でくくられるのも、いやそんなんケースバイケースだからって感じでした。
けど、おっさんになって振り返ると、自分や周りの人たちの立ち位置とかってのは、(見えてる人にとっちゃ当たり前のことなんでしょうが)結局社会のしくみに左右されてて、同じ世代なら似たような問題にぶつかって、似たような経験をして、似たような選択をしてってやってて、関係大ありなんですよね。
ロスジェネ世代の派遣気質
コレきっと、そんなん分かっとるわい!って話なのかもしれないんですけど、一番は、「派遣社員」ってのをなんとなく「アリなスタイル」(※猪木アリ状態ではない)にしちゃったことじゃないですかね。
一見、国にも企業にも働き手にも都合がいいように見えて、結果としてその後の働き手への弊害がエラいことになってる。
まずはもう、「この先ヤバいだろ!?」ってのが世代としてのデフォルトになっちゃった。
そんで次、地味に痛いのがハケンとして働いてきた人の気質の問題。
・自分のことだけやればいい
・責任ない
・質は厳しく問われない
・時間までやればいい
・イレギュラー対応はしない
・工夫を求められない
・自分の都合は通る
まぁ(ハケンで働いたことないので)極端かもしれませんけど、こんなの若かりし頃のロスジェネサイドからすれば「ホントにいいんですか?!じゃ、お言葉に甘えて」ってなもんですよね。
こんなんを「イマドキの働き方」みたいにドラマにしちゃったりして。
ジェネをロスすることに気づいていたはずの頭のいい人たち
これがロスジェネ世代の社会人像となれば、先々ロクなことにならないの予想つきません??
若いうちからポテンシャル以下の仕事だけさせてちゃ伸びるモンも伸びなくなるでしょう。
自分はホントはできたって言ってるんでなくて、多くの人をそんな環境でオッケーにしてれば、そんな人ばっかりになりますよねって話。
上の世代の頭のいい人たちって、こうなること絶対分かってましたよね。。
庶民をバカでいさせたいなら、少なくとも「なにも考えなくても普通に暮らしていける」状態にはしておいてもらわないと困りますって。
逆に言ったら、それさえきっちりしといてくれたら、あとは私腹を肥やそうが楽しようが、うるさいこと言いませんから。
人生のゴールにピントが合ってくるアラフォー世代
あとね、しくみどうこう関係なく、アラフォーを迎えて実感してることがあります。
アラフォーになってくるどこかのタイミングで「あ」ってなります。
「オレの人生、あとはこの感じのまま行くんだな」って、人生のゴールにピントが合ってきます。
30過ぎぐらいだと、いくらくたびれた毎日送ってても、心のどこかしらにほんのり「まだどうなるか分かんねえゼ・・・」みたいのが残ってたりしますけど、それがパッと消えます。
「あとは歩くだけ」みたいな。
で、上で並べたロスジェネ気質ですから、逆境に立ち向かうとかいう粘りがないんですよ。
「ロスジェネごめんな給付金」希望
だからなんかね、同世代同士でもなんとな〜くピリついてる気がするんですよ。
周り見渡して、「お前はなんとかなりそうでいいな」みたいな。
んで、こんなアラフォー世代の空気ってのは、すぐ下のアラサー世代に伝染します。
たからもうそこの世代までは厳しいでしょうね、ただ生きるの。
我々庶民にはもうどうすることもできませんよ。
ベーシックインカムとか、なんならもう「ロスジェネごめんな給付金」として死ぬまで毎月五万ぐらいくれるとか、シンプルに「それでも生きていける世の中」にしてもらうしかないです。
ちょっと余裕出てくれば、まだやれる人はやりだしますよ。
まったくの憶測ですけど、不遇なだけでまともな人は多いはずです。
で、あとはもうこんな期待ぐらいしかないってことですハイ。
じゃ、おやすむ〜!!
あ、今日の続きっぽい話はコレ。