芸人たちが時代に振り回されているように感じることが増えた。
少し前の岡村のラジオでの一件がその代表例になるのだろう。
もはや、笑わせることより「地雷を踏まないこと」がテレビレベルの芸人の最優先事項だ。
社会的弱者様にも安心して笑って頂けるお笑い。
仕事上だけ気をつけておけばいいかというと、そんなことはない。
プライベートでも、スキャンダルの許容範囲が極めてせまくなった。
炎上で牙を抜かれるか、スキャンダルで一発退場か。
こうなってくると、ヤクザのパーティーの方がよほど楽しく仕事ができるんではないだろうか。
つって正義を貫けばこんなことになっちゃう芸能界。。
コレ自殺の方が不自然やないかい。。
んで、なんなら表舞台が、針のむしろの上で「芸」を強要されてるかのようで、見ているこちらまでツラくなってくる。
たまたまゴールデンタイムで、こっから売れるかどうかの若手たちが激辛食材を食わされていたのを見た。
本当に辛そうなやつを、テレビで売れるために、ただムリをして食べさせられているように私には見えた。
第8世代の目指す場所がココなのかと思うと、今から同情しかない。
「コレちょっと違くない?」って(立場的にも芸風的にも)言えるはず、というか言ってほしいタイプの先輩芸人MCが、スタジオでヘラヘラ笑いながら見てただけだったのがなんか残念だった。
べつにマジメ気取りでもなんでもなく(そこに何か別の笑わせるための演出がないなら)、先輩教師に激辛カレー食わされてたニュースと変わらんから。
そんな、「お笑い」でぐらい余計なこと考えずに笑わせてほしい今日この頃なのである。