さてとポテト、林やすむ[@hayashiyasumu]です。
木曜日。
近頃ちょっとブログにモヤッとしている。
いやね、なんか最近というか近年の流れ的に、検索上位の要件として「信頼性・権威性」みたいなものがずいぶんと幅を利かせてるようで、なんにせよ「公式ページ」とか、お偉い先生が監修してる同じようなことが書かれたページばかりが上位にズラズラ出てくる。
でなんか最近特に変わってきた感覚があるのが、それっぽいページがひとしきり並んだあと、そこからガクンと関連性の低いページになって、いかにもGoogleさんがとボケた顔で「あとはロクな情報ないからここらで引き上げてくださいな」って言ってるのが見えるんですよ。
その間にあったはずの、一個人の意見とか理解とか、経験とか、感覚みたいなコンテンツがごっそり抜けちゃったような。
ちょい前までもっと無数に出てきてた気がしません?
「どこの誰が書いたか分からない文章に順番付けて並べてあげるのも、いい加減しんどいんですよね~」って言ってますよね、Googleさん。
となるとですよ、この流れのまま進めば、「Googleで検索しても教科書とか説明書みたいな情報ばっかり」みたいなことになっていくワケで、コレ検索する側としてもされる側としても、相当につまんないモノになりませんか??
価値判断を放棄しちゃってるっつーか。
公式情報、専門家のお墨付き、なにかしらのきっかけで数字が集まったコンテンツぐらいですか。
まぁ、ジャンルにもよるんでしょうけども。
しかし、Googleが、「本質」とか「エモさ」とか「シュール」とか「緩急」とかそういうところの価値判断をしないorできない状況が続くのであれば、(いるのか知らんが)競合にとってはチャンスでもあるのかなとか。
若者のブラウザ離れ(それはそれで退化な気もしてますが。。)が話題になる昨今、『検索』という概念自体が新たなフェーズに向かうなんてこともあるかもなとか。
とはいえ、ブログがブラウザに依存するしかない限りは変わりませんよね。
そんなんでいうとnoteなんてのは、ちょっとイイとこ突いてるんですかね。だからこそ出てくるというか。
noteで言うとちょっと驚いたのが、ちょい前にルサンチマン浅川さんのnoteが面白いよって記事書きました。
で、記事に書いてないですけど、そんな内容の他薦メールをすげー軽い気持ちでnoteにもメールしたんです。
「はてなブログ」の記事を貼り付けて「note」にね。
そしたら、(自動返信みたいのだけでなく)人からお返事が来まして、「たしかにこうこうこうで興味深いですね。関係部署とも共有します」みたいな、ちゃんと読んで考えてるのを伝えてくれたの。
なんかやっぱ乗ってるサービスは違うなと思いましたよね。
(べつに悪口じゃないですけど!)はてなブログなんて、末端ブロガーがいくら心配したって、モチロンなにかしらのアクションはおろか、変わっていく気配みたいなものすら感じられませんもの。
まぁなんというか、よく言えば老舗感でしょうか。どっしりと。
でそんなことを感じつつ、はてなブログを見渡してみると、 Googleに測れない価値を「はてなブログ」というプラットフォームで相応に得られてきたであろう、中堅からトップクラスのブロガーさんたちから、なんとな~く黄昏ムードみたいなものが漂ってるような気がしてきたり。
ブログはストック型の作業だから、続けてれば少しずつでも積み上がっていくよなんつって続けてはいるものの、Googleのさじ加減ひとつで「個人の発信に価値はない」ぐらいの判断をされ、ここのところは積み上げ感もなく、むしろ積み下ろされだしてる、ってな具合に。
えーっとまぁ、だからなにってこともない話です。
ちょっと今週も業務の都合により、このひと記事になりますハイ。
じゃ、おやすむ~!!