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八村塁は思ってた以上に日本人だった【NHKスペシャル「NBAプレーヤー 八村塁~“世界最高峰”への軌跡~」】

さてとポテト、林やすむ[@hayashiyasumu]です。

水曜日。

八村塁のNHKスペシャルを見た

NHKスペシャル「NBAプレーヤー 八村塁~“世界最高峰”への軌跡~」を見ました。

富山で生まれ育って、中学からバスケを始めて、高校まで日本でプレー。

大学からアメリカでプレーしてのNBAドラフト一巡目指名。

なんとなく、バスケはほとんどアメリカでやってたみたいなイメージでしたが、大学だけなんですよね。

なんとなく、元々英語しゃべれるみたいなイメージでしたが、学ランの八村くんが、ゴンザガ大学に行くために英語の勉強してましたよ。

「ゴンザガ大のストックトンか、ストックトン大のゴンザガか」でおなじみのジョン・ストックトン

ゴンザガ大学といえば、「ゴンザガ大のストックトンか、ストックトン大のゴンザガか」と言われるほどの無名校の無名選手だった元ユタ・ジャズの名ポイントガード、ジョン・ストックトンを語る際のエピソードが、私の中では有名です。

HIVが伝染るから一緒にプレーしたくない」でおなじみのカール・マローン

そしてジョン・ストックトンといえば、マジック・ジョンソンHIVに感染した時に「伝染るから一緒にプレーしたくない」と発言した相棒のカール・マローンも即座に思い出されます。

ええ、ただその辺の記憶を書き残しておきたかっただけです。

日本では黒人扱いされアメリカではアジア人扱いされるはっち

あと、オジさんがグッときたこと。

八村くん、生まれも育ちも日本なだけに、内面がしっかり日本人な感じなんですよね。

人一倍シャイで、練習を見られるのが恥ずかしかったとか言ってるぐらい。

ベナンと日本のハーフですから、どうしても目立っちゃうワケで、やはりツラい思いもしたそうです。

へ〜、と思ったのが、大学でアメリカに行った頃の話。

はっち(※ウィキペディアによる愛称)は、アメリカだとアジア人扱いされるんですって。

日本では黒人扱いされ、アメリカではアジア人扱いされて、「自分の居場所はどこなんだろう?」「自分は何者なんだろう?」って悩んだと。

「人と違うこと」を気にして、どうしても消極的になる。

プレーの面でも、メンタルは課題だったそうです。

気にしていた「人との違い」が「自分の価値」に変わる

そんなはっちが、どっかで気づくんです。

人と違うことは、恥ずかしいことじゃない。

自分は、人と違う「ユニークでスペシャルな存在」なんだと。

自分が恥ずかしいと感じていた「人との違い」が、「自分の価値」に変わったワケです。

そしてその、自分の価値を最も活かせる場所が、バスケットボールのコートなんだと。

庶民だろうと希望を持って生きるためのシンプルな法則

「自分が何者であるか」、「自分の居場所はどこか」を、バスケットボールを通して見つけるんですよ。

これ、たとえ庶民だろうと、希望を持って生きるためのシンプルな法則ですよね。

得意なこととか楽しいことに出会って、それが人の役に立ったり、笑ったり喜んでくれる人がいることで、生きる意味を見出だせるみたいな。

今の日本って、他人見て自分よりいい暮らししてたら妬んで、自分の方がいい暮らししてたらマウント取ってってのをただただ毎日続けてるだけじゃないですか。

そんな人生になんの意味もないし、そんないい暮らしになんの価値もないんですよ。

アレ、熱くなってスミマセンね。

「ブラック(黒人)」と「ジャパニーズ(日本人)」で「ブラカニーズ」に座布団3枚

んで、本人が言うんです。

僕は「ブラック(黒人)」で「ジャパニーズ(日本人)」だから、「ブラカニーズ」なんだって。

(先代の円楽で)「山田くぅ〜ん、はっちに座布団3枚やっとくれ」って喜んだと思ったら、このあとはっちがダンクして雄叫び上げてるのとか見ただけで、「あんなにシャイで口下手だったあの子がこんなに立派になって・・・」って涙ぐんじゃってますから、私。

中学で顧問の先生から「NBAに行け!」って言われたあの時の小さな「点」が、NBAドラフト一巡目指名という大きな「点」につながるワケですよ。

まーしかし、スターターでコンスタントに成績残せてる今だってメチャクチャすごいことなんですけど、おそらく3、4年後あたりには個人タイトルとか狙えるぐらいまでになってるんじゃないでしょうか。

中学からなので、伸びしろがパないですよ。

そしてゆくゆくは、番組内ではっちを語ってたマジックやロドマンクラスのレジェンドにまで羽ばたいてほしいものです。

ってことで、アスリートの時のNHKスペシャルいいですね。

suzukiyasumu.hatenablog.com

じゃ、おやすむ〜!!