都心から8割人が減ると近所に8割人が増える《日記#022》
2020年4月21日(火)
しっかし、緊急事態宣言で明らかに「近所」への外出が爆増している。
まぁこの状況だと、スーパーか公園しか行くとこないからそうなるわな。
そもそも渋谷新宿なんてめったに行かない人間からすると、近所のスーパーと公園の「いつも以上の人混み」に晒される方が感染リスクがはるかに高いような気がする。
都心から8割人が減った分、近所に8割人が増えたっつーか。
ウィルス感染よりも「他人の目」や、外出&社会とのつながり不足による子どもたちの心身への影響を心配している。
でこの、緊急事態宣言による外出自粛。
日本の2~3週間先の姿で、ロックダウンが順調なら大幅な感染減が見込めていたはずの欧米諸国からその知らせはない。
ニューヨークがピークを過ぎたというニュースも、ロックダウンの成果としては弱い気がするし、アメリカと中国については、このウィルスの火種的要素が濃いため、なにかときな臭く数字を鵜呑みにできない部分がある。
外出自粛をしていない台湾のコロナ封じ込めが順調だったり、極端な対策を取った国よりそうでない国の方が感染が増えていないという情報もある。
その辺り、現状王道ともいえる厳格な規制による対策の有効性が乏しそうだとなれば、ただ外出自粛要請に従い続ける日々に疑問符が浮かぶ。
もちろん、我が国のこれまでの面白い対策の数々も踏まえた上で。
そこで改めて怖いのが、有効な対策ではなかったのかもしれない外出自粛に従わなくなる人間に向けられる「他人の目」。
「有効な対策かどうか」より、「言われたことを守る」ことが正義となり、考えない多数派が考えて動く少数派を潰しにかかる。
結局ウィルスと戦えば人間同士が争うことになる。
それこそまさに「戦争」。
殺菌やマスクが必須だと思ってる人にぜひ読んでほしいけども、伝えたい人にこそ伝わらないのがブログ記事だ。
残念だが、多くの人がこういうのに気づいて行動を起こすことはないだろう。
個人個人の考え方と行動で、日々を心地よく生きられるかどうかが、よりハッキリと分かれていく時代になる。