さてとポテト、やすむレインボー[@hayashiyasumu]です。
レインボーになってみました。
ここんところの閉塞感の反動でしょうか。
せめてアイコンぐらいは元気におめでたく。
アラフォーペーパードライバー、いざ高速道路教習へ!
先日、ペーパードライバー講習(3時間×3日)を終えました。
その時点で、一般道での運転についてはなんとかなりそうな手応えはあったんですが、ひとつ不安がありました。
高速道路です。
免許をとった時(教習の最後とか?)に一度だけ高速道路を運転した記憶があるんですが、その時の異世界な感覚だけが残っていて、家族を乗せていきなりあそこに飛び込む気にはなれませんでした。
講習を一日追加予約して、高速道路講習を申し込み、日曜日に行ってまいりました。
高速道路入口のアトラクションムードから急な合流の本気モード
2週間ぶりの教官との再会。
今回は、技術の習得よりも「経験すること」が主目的のため(っつーか休日で割高&高速代もかかるため)経費節減で2時間の教習。
さっそく行きましょうってな感じで、最寄りの高速道路の入口へ。
するとどこからか、黒いとんがりハットをかぶった魔境の使者のしゃがれた声が聞こえてきました。
「さぁ、ここからは高速道路へ向かうための道じゃ。生きて帰ってこれるかなぁ?ヒッヒッヒッヒッ・・」
「このゲートをくぐれば二度と後戻りはできない。では魔境の旅へ・・・、いってら!(ビッグダディ一家のいってらっしゃいの言い方)」
って、なんか分かってきました。
あのですね、上がってくとこからアトラクションムードのくせに、合流のとこで急に本気モードの世界に投げっぱなしになるのが心細いんですわ。
合流のちょっと手前で、アニメ声のキャストが、
「いよいよ合流だよ!ウィンカーを出して一気に加速!迷っちゃダメ!いってら!」
とか言ってくれると、決心がつくんですよ多分。
高速道路の「命かかってる感」
で、その最初の合流。
左合流(運転席から遠い左車線への合流)って、いきなりちょっとコワいやつ。
正直ね、けっこう車いましたけど、完全に当てずっぽで入りました。
もうただ勢いのまま。
結果オーライの極みですよ。
なんでか分からないけど、とにかく入れてそのまましばらく走りました。
高速道路ってなんか、ただ走ってるだけだから楽じゃんみたいなイメージありますけど、あのスピードでちょっとハンドルグイッとしちゃったら死ぬやんとか、考えごとしてて分岐のとこで迷って真ん中ぶつかったら死ぬやんとか、意外と急な下り坂のカーブで、スピード出すぎてたら壁ポーンッて飛び越えて死ぬし、ブレーキかけすぎたら追突されて壁に挟まれて死ぬやんとか、「命かかってる感」がキツすぎて、えらいエネルギーを削られます。
止まれないしんどさ
あと、止まれないしんどさね。
ちょいちょいひと息つけないってのが地味にしんどい。
信号ほしいわ。
信号ほしいし、みんな60キロぐらいで走ってほしいわ。
普通の道がいいわ!ってなります。
しかし、100キロ以上出したらいけないなら100キロ以上出せる車売らなきゃいいやんって思いません?
走り屋は走ることで生きている
あと余談。
トイレだけのパーキングエリアを拠点にして何度か休憩してたんですけど、なんか走り屋的な車がたくさんいるんですわ。
ギブアップの頃の私なら「お前らみたいなバカが目的もなくグルグル走ってるおかげでまわりがムダに命削られてるんだよこのバカ!」とか、むやみやたらに他人をバカにしながらバッティングセンターの受付でそれを書き殴ってるところですが、アラフォーの私はそんなことは特に思いませんでした。
こんな世界があって、多分この人たちはコレで日頃のストレスを発散しながら、世知辛い世の中をなんとかやり過ごしてるんだろうなぁ、とかぐらい。
にしても、ヤンキーみたいのでなくて、ちょっとシャレた感じでけっこういい歳のオジさんが多くて、「オメェら、資源のムダとか大気汚染とかちったぁ気にしろよなぁ?(悟空で)」ってのは思いましたけど。
ってゆーかホントにグルグルしてるだけなんですかね、ああいう人たち。
でも雰囲気的に、目的地までの休憩って感じじゃないっぽいし、多分そうなんでしょう。
はい。
まぁとにかくね、一般道ならたとえ事故になっても、「ぶつけた」とかで済みそうなものが、すべて命にかかわってくる感じが、高速道路にはありました。
終盤にはだいぶ慣れましたが。
そんな感じで、まだちょっと家族の命を背負う覚悟はできず、かといって私の独断で「コイツはもう死んでもよさそうだな」って人を誘うのもどうかと思うので、次にレンタカーでもういっぺんだけ一人で高速道路体験をしようかなと思ってますハイ。
ペーパードライバー講習考えてる方、高速道路は絶対一日入れといた方がいいです。
じゃ、おやすむ〜!!