前回の続き。
さっそく、省エネモードから脱却するための「代謝向上大作戦」に取りかかっている。
改めて代謝の概要引用。
一般的には寝ているときの代謝を指し、全体の70%を占めると言われています。
食事誘導性代謝
これは食事をした際に、咀嚼し、消化し、吸収する過程で生じる代謝で、全体の10%を占めます。
生活活動代謝
日常生活にともなう全ての代謝を指し、全体の20%を占めています。 歩いたり、階段を登ったり、ジムでのトレーニングはここに含まれます。「生活活動代謝」は、単にエネルギーを消費するだけでなく、活動を通じて筋肉の発達を促すことができます。
【代謝アップさせる栄養摂取のコツ | FITNESS LOVE】
基礎代謝向上のため、最近すっかり9時寝3時起きだったのを、8時半~9時寝の4時起きにした。
食事誘導性代謝向上のため、食事量をちょっと増やし、今までより意識してよく噛んでいる。
内蔵の負担を減らすために、サプリメントも控えめにしてはいるが、ここはちょっと判断に迷うところで、摂取によるメリットが上回るかデメリットが上回るか微妙なラインだ。
これまで、サプリメントに救われた経験もあれば、マイナス面もあった。
いずれにせよ少なめにしてはいるが、様子を見ながら調整していこう。
生活活動性代謝向上のため、スクワットを取り入れた。
これがなかなかいい感じなのだ。
まず、起き抜けに20回。
起きてすぐに水を飲むなり、体を動かすことに理由があるという、栄養LOVEの桑原氏(もちろん初見の方だ)の記事に説得力を感じた。
最も代謝が低下する睡眠時から、起床にかけてのタイミングでグイッと代謝を上げにかかることで、代謝の基準ラインを引き上げる効果があると。
スクワットそのものはこの記事にはなく、また別の記事から取り入れたが、さらにそこに私のオリジナルアイデアを盛り込んだ。
※「結果を出せない中年あるある」として、「やれと言われたことを素直にやらない」というのをなにかで読んで、ずいぶん深くうなずいたものである。
で、この20回の最後の1回の時に、曲げたまま(空気イス状態で)20秒キープする(※回数や秒数はその時のキツさに応じて10回にしたり10秒にしたり)。
これがまぁ~、心臓がドックンドックンする。
生活活動代謝を上げるとは、意図的に心臓をドックンドックンさせることだと私は思っている。
そのための一番手軽な方法が、私の編み出した「スクワットラストキープ」なのである。
その場で立ったまま、音も立てずにできる。
よく耳をすませば時折私の吐息が漏れ聞こえてくることはあるかもしれない。
まぁ要するに、吐息を漏らしながらも受付で仕事中にできるのだ。
これを業務中に3セットぐらいやる。
こんな感じで、それぞれの代謝について改善策を講じてみたところ、すでにいい兆候があらわれている。
うっすら感じていた不調がなくなっていることに、度々気がつくのだ。
いつからか、歩く時に足にうっすらとした痛みをいつも感じている。
小指とか、足の裏全体的に。
人に話したりするほどでもない痛みだが、確かにあるものだ。
ヒザとか関節痛みたいなものでなく、筋肉なのだろうか。
極太鍼の鍼灸師も、「(軽度の)線維筋痛症かもしれませんね」と言っていた。
まぁ彼は、自分の鍼が効かない言い訳に、私の生活習慣を咎めたりしてくるので、どこまで信じられる言葉かは謎だ。
つい三日前、心ゾンビ人間たちの行き交うゴミゴミした北千住の駅の反対側に向かう半地下通路を歩いてる時に、ふと気がついた。
「ン?足の裏痛くない!」って。
あとは、今この時のように受付でブログ書いてる時に、ちょっと目が疲れるなってことがけっこうあったが、それも気がつくとない。
そういや坐骨神経痛も気にならないし、メンタルのモヤモヤもない。
こんな風に、気づくといろんなことがよくなっているこの頃だ。
思うにこの「代謝の低下」という症状ともされない症状は、現代を生きる多くの人が知らず知らず抱えているのではないだろうか。
疲れがとれないとか、便秘とか冷え性とか、食べてないのにやせないとか、「みんな同じ」と当たり前のことにして安心している現代病のベースに、低代謝の蔓延がありそうだ。