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『美容室気まずい問題』を解決した方法【前編】

さてとポテト、林やすむ[@hayashiyasumu]です。

 土曜日。

1000円カットを卒業して美容室に通うオジさんの気持ち

なにを隠そうワタクシは、オジさんでありながら、否、オジさんであるからこそ、1000円カットを卒業し、ここ数年は美容室に通っている。

十代からのことで、美容室だとか美容院というワードに対して「男が『美』なんか求めてんじやねえよ!」という反発心は今だって変わらずある。

ただ、今は「失われし若さを、美容室で得られるささやかな『美』で補えるのであれば」そんな淡い想いが反発心と共に暮らしている。

そんな反発心もあって、中学までは赤青白が回っている理髪店に気まずく通い、高校からはQBハウスや(QBハウスよりも気持ちオシャレ感のある)その他の1000円カット的なところに気まずく通った。

まぁもちろんお金の問題もある。

髪を切る=月イチの『気まずさガマン大会』

私にとって、髪を切りに行くことは、月に一度の『気まずさガマン大会』だ。

だいたい、突然知らない人とペアにさせられて、まず自分から、自分が頭の中に描いている理想像を言葉にして具体的に伝え、その理想の自分になるために「こうして下さい」と、頭を下げてお願いするなんて、コミュニケーション能力の要求レベルが高すぎやしないだろうか。

そんなことが苦もなくできるなら、ビルの受付でコソコソブログを書くオジさんにはなっていない。

『指名』という名の告白をしてまで『美』を求めるのか

それが美容室ともなれば、こちらの心の奥底には少なからず『美』を求める心が渦巻いており、相手もそれを承知の上だという前提のもと、諸々のやりとりを完遂させる必要があるのだ。

今通っているところのひとつ前の美容室では常にそんな精神状態で、行く日だけでなく、髪が伸びてきてその日が近づいてくる毎日がストレスになった。

月イチの予定の前の10日ほど、毎月の三分の一、言い換えれば人生の三分の一が、美容室によるストレスに蝕まれる。

店には常時3人ないし4人の美容師がおり、その中の誰かがつくことになる。

指名はしない。いや、できない。

余分なお金がかかることももちろんあるが、ここまで書いてきた苦行のごときやりとりに加えて、さらに自分の方から「あなたに切ってほしい」という、限りなく『告白』に近い感情の伝達をしなければ目的を果たせないのが『指名』だからだ。

店内で共有される私の一挙手一投足

そして毎回、望むも望まぬもない誰かがつく。

そして毎回、なんとなく「コイツ何回か来てるよな」という事実をお互いにやんわり知らんぷりしつつ、ゼロから苦行のごときやりとりをする。

基本、最低限のやりとり以外は無言で過ごすため、たまたま2回続けて同じ美容師に当たると、なおツラい時間になる。

私の行く時間帯は、比較的空いていることが多く、賑わっていればなんとなくごまかされる沈黙や、はたまたちょっとした会話など、私の一挙手一投足が、ついている美容師だけでなく、他の客、その客についている美容師、奥で休憩しているであろう美容師にも共有されている感覚もまた、たまらなく気持ち悪いのだ。


おっと、『美容室の気まずさ語り』だけで時間がきてしまった。

続きは週明け!

じゃ、おやすむ〜!!