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美容室で聞いた統合失調症の客の話

さてとポテト。

以前に、ずーっと抱えていた「美容室気まずい問題」を解決したって記事を書いた。

かんたんに言うと、一人経営の店に行けってこと。

suzukiyasumu.hatenablog.com

その後も同じところで切っているが、苦痛を感じるどころか、いい息抜きになるわとポジティブな感情さえ湧いてくるほどだ。

これぞまさに解決。

でこないだ、その美容師さんとの話で面白い話があったの。

一人で店やりだしたら、明らかにお客さんとの会話の内容が変わったんですって。

投資、浮気、病気、LGBT、下ネタなど、ペラッと一枚皮をめくった個人的な話がすげー増えたって。

なんか「ほ~」ってなりません?

原則しないようにしてるけど本当は誰かに言いたい、みたいな話が(意識的か無意識かにかかわらず)出ちゃうんでしょうね。

一対一で、客と美容師ってだけの関係性なのがそうさせるんですかね。

さらに、こちらが客として一方的に選んでいるだけで、なにかしら不都合が出てきたら、行かなければ終いっていうのもあるか。

で、最近あった話で、「今子どもが保護されてて、明日子どもに会いに行くんです」って、そんで「私、統合失調症なんです」って。

統合失調症の人に対して否定しちゃいけないっていう予備知識があった店主は、「そうなんですか~、明日楽しみですねぇー!」って、その後はひたすらポジティブ返しで乗り切ったと。

心の中「なにしたんだよ!?」しかないですよねぇ、なんつって。

んでね、たしかに私自身もそういう感じあるなと。

いや統合失調症じゃなくって、なんかこう、皮一枚めくって話をしたいっていう。

なんかあの、教会の懺悔室じゃないけど、懺悔して楽になるみたいな感覚に似てる。

美容室の一対一って、環境的にそんな感じになりやすいんじゃないかなと。

ちょっと個人的な話を聞いてもらうと、なんか気持ちが軽くなる。

なるほど、社会に出て日々を生きるってのは、知らず知らず本当の自分に皮をかぶせ続けてるってことなんだろうなと。

人は常に本当の自分でありたいっつーか。

で、一時でも他人の前で皮をペラッとめくれると、「あー楽」って。

あっ、もしかして露出狂なんかも根っこは同じ欲求なのかも。

「本当の自分はこんなだよ!」ってのを他人に見せることが快楽。

なんかマジメな人が多いとかよく聞くし、普段人一倍自分に皮をかぶせてるんだろう。

んで、バッと広げたトレンチコートの中にそそり立つ本当の「自分自身」にも、しっかりと皮がかぶっていた。。

っていう。

さて、話がお下品にまとまったところでおしまい!

 

と思ったんですけど、さらに思いついたのでもうちょい。

シンガーソングライターってよく、「本当の自分を分かって」的なこと歌うじゃないですか。

アレだってもしかすると、根っこは露出狂と同じなんじゃないですか??

ちょっとだけ欲求解消の表現方法が違うだけで。

それでたまたま(タマタマ♡)犯罪になるか、人々を感動させるか、結果が180度変わってきちゃうっていう。

欲求解消法の差こそあれ、露出狂も、シンガーソングライターも、我々一般庶民も、本当の自分でいられない日本社会に息苦しさを感じてるっつーことなのでしょう!

うん、まとめた!

じゃ、おやすむ~!!