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健康診断で【血清鉄Fe】がE判定なのに嬉しい私

健康診断の結果がきた。

自分の不調が絞れてきたこともあり、例年以上に鼻息荒く臨んだ健康診断。

計1万円ほどで、「甲状腺」と「炎症」と「貧血」のオプションもつけた。

体の中の障害物がなくなったと思われる今、その上で悪いところがはっきり示されれば、その改善によって、さらなる安定的な健康が期待できる。

異常がなければないでいいのかもしれないが、低代謝やらぎっくり腰やら、なんの問題もない体ならなさそうな症状がまだまだ出る以上、なにかしら発見したくなるのが医者(の孫)だろう。

そんな私の意気込みに応えるかのように出た有料オプションの貧血検査の結果が、「血清鉄(Fe)」のE判定だ。

血清鉄57 (基準値60~210)

(※ちなみに、甲状腺と炎症は異常なし。だがしかし、甲状腺の知りたかった項目「抗Tg抗体」がなかったのでちょっとまぁ実際は分からん。→原因不明の体調不良は甲状腺を疑ってみちゃいなよ! - 私の体調

思わず、コーナーのロープに登ってガッツポーズしつつ、「だから言ったじゃん!」と叫んだ。

もちろん自分にだ。

「だから言ったじゃん」は、あんまり人に対して言うと嫌われるから気をつけよう。

なんというか、甲状腺機能低下症や、リーキーガット、腸カンジダなど、これまでの様々な疑わしき症状からすると、一見実に単純に思えるが、意外とそうでもないのだ。

まず言っておくと、私の食生活から、単純な(E判定になるほどの)鉄分の摂取不足はまずない。

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なので、Fe値が低い原因を突き止めなければならない。

加えて、貧血検査のもうひとつの項目「フェリチン」が私を悩ませた。

フェリチン 233.3(基準値21.0~282.0)

血清鉄というのは、血液中の鉄のこと。

フェリチンは、体に貯めてる鉄のことで、貯蔵鉄ともいう。

で、血液中にも一定数存在していて、検査としてはその数値から貯蔵鉄の量を判断するらしい。

刻一刻と新発見のある現代、ずっと一定の基準値は当てになるようでならなかったりもする。

昨今の常識からすると、フェリチン200超えというのはなかなかの高値のようで、そうなると、血清鉄の低値とフェリチンの高値のアンバランスがより浮き彫りになるワケだ。

貯め込むだけ貯め込んで使わないケチケチ人間みたいなこと。

ただ、その血液中のフェリチンというのが、体内の炎症によって増えたりもするんだと。

炎症検査「CRP」 0.01(基準値3.0以下)と、まったく問題なかったが、坐骨神経痛やら、様々な慢性疾患を抱え、ロイテリ菌(の抗炎症作用)でそれらが治まる経験をしている身としては、検査に出ない炎症によるフェリチン高値なのではないかなとか。

はたまた、正常レベルのごくわずかな炎症に敏感に反応する神経の方の異常ともとれる。

いずれにせよ、血清フェリチン(血液中のフェリチン)のみでしか判断できないんだから、それが現実の貯蔵鉄ときれいに相関しないってことはないんだろうか。

とまぁこの辺は独自リサーチの限界で、血清フェリチンが高くても貯蔵鉄はないかもしれないみたいな記述が見当たらないってことは、そこはもう一致するものとしておこう。

そうすると、「低代謝による血清鉄の出し渋り」もしくは「甲状腺機能低下症の症状」ってのが、状況的に考えられるE判定の原因だと思われる。

いやはや、調べたり書いたりでくたびれた。

そんなことで、とりあえず代謝向上大作戦の継続と、結局やはり鉄サプリを試そうと思う。

立ちくらみがあったり、毛髪ミネラル検査で低値が出ていたりしてるので、鉄を見逃していたワケでなく、一年ほど前に鉄サプリを飲んで明らかに気分が悪くなった経験があることや、栄養摂取において私がよく参考にする「分子栄養学」的にも、サプリによる鉄分摂取に積極的な人がいたり否定的な人がいたりで、個人的には否定的な人の言うことの方が筋が通ってると思ってたり。

そんなんで鉄サプリは敬遠してたが、さすがにこの数値を見せられたらもう一度試す必要があるだろう。

もうひとつ、鉄サプリで体調がおかしくなった頃は、おそらく腸カンジダ感染が解消されていない頃で、鉄がカンジダのエサになっていた可能性が考えられること。

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一応、そんな私が、吸収や体への負担、お財布への負担を考慮して選択した鉄分サプリがこちら。

jp.iherb.com

(基本的に吸収しづらい鉄を)吸収しやすいビスグリシン酸鉄に、吸収を助けるビタミンCなどの栄養素、それに加えて最低限のステアリン酸マグネシウム(2%がどれぐらい最小限なのかは分からんが、わざわざ書くんだから少ないんだろうし、その誠実さを買った)。

サプリの選び方なんかはこちらも参考になるかと↓

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さて、鉄についてはこんなところ。

もうひとつ「LDLコレステロール」が若干基準値を超えていた。

で調べると、あっさりと甲状腺機能低下について出てくる。

vitaminj.tokyo

ってことは、今回の検査項目的には甲状腺は異常なしだったが、機能低下はあるだろうという推測はおそらく正しいっぽいなと。

で、それも鉄分摂取で改善される可能性がある。

ということで、改めて「代謝向上と鉄サプリ」という、今進むべき道が示されたと。

そう、E判定が嬉しいのでなく、【血清鉄Fe】のE判定により「進むべき道が示されたこと」が嬉しいのであ~る。

じゃ、おやすむ~!!