志村けんが冗談みたいに死んでしまった《日記#011》
2020年3月30日(月)
志村けんが死んだ。
冗談みたいだ。
本人もまさかコロナで死ぬとは思ってなかっただろう。
誰もが「自分は大丈夫」だと思っている。
有名人がコロナに感染。
そしてそれが志村けん。
その志村けんがコロナで死んじゃった。
みんな、グッと「自分事」にさせられたはずだ。
私も少し考えが変わった。
自分は重症化しないだろうからと、別段なんの対策もなく今までと変わらない生活をする(※外出自粛はした)。
「自分にとっては無害なウィルス」に感染している無自覚な自分が、自分と接した誰かの命を危険にさらし、最悪奪うことになるかもしれない。
より身近な人がその相手になる方が自然だ。
自分にとってなんともないことで死んでしまう人もいる。
自分が死ぬことはもちろん怖いが、自分が誰かの死のきっかけになり、それを背負って生きていくことが怖い。
志村けんで言えば、たとえば自分がADで、普段は口をきくことさえままならないのに、たまたまエレベーターで一緒になった時に、マスク姿の志村けんが労をねぎってくれて、初めてまともに言葉を交わした。
その後、自分の家族からコロナ感染者が出て、あの時の(マスクもしていなかった)自分にも感染していた可能性が極めて高いことが判明。
なんてことになったらって話。
そんなワケで、図書館に予約の本を受け取りに行く時と、ライフのレジではマスクをしておこう。
つーか、それ以外人と近距離で正対する機会がない。
つーかつーか、客対応のリスクって半端ないな。。