「みんなやってるから」の先にいる誰か《日記#045》
2020年8月26日(水)
WHOからこんなん出た。
細かな内容は置いといて、子どもはもうすっかり、「マスクがないと不安」ができあがっている。
「大人たちが恐れる感染への不安」
「みんなしてるのにしないことへの不安」
「コロナをなんとも思っていない私」の子たちでもそうなのだから、まぁだいたいの子どもはそうなってるように思う。
緊急事態宣言の解除で学校や幼稚園が再開されてから徐々に、子どもたちは家の中以外では自分からマスクをするようになっていった。
そう「みんなやってるから」だ。
これぞニッポンの教育であり、その教育でできあがったニッポンの社会。
子どもたちに罪はないし、オジさんにだって罪はない。
「みんなやってるから」は、考える力を奪う。
「みんなやってるから」は、自分らしさを奪う。
「みんなやってるから」は、みんなやってるから安心する。
「みんなやってるから」は、やってない人を許さない。
「みんなやってるから」は、親の言葉よりも強い。
「みんなやってるから」の先にいるのは、みんなと同じ顔の自分だ。