小2娘の吉野家マーケティング戦略 〜父のささやかな感動の記録〜
どうも、二児の父(小2娘・4歳息子)鈴木やすむです。
昨日、私は感動しました。
そもそものきっかけはこれ。
コレいい。感想聞かないってのがいい。けど新聞とってない。。仕事中に拾う日経新聞でやるか。→ 子どもに新聞記事を一つ|武藤北斗・パプアニューギニア海産 @hokut0|note(ノート) https://t.co/l1uVugF3Cr
— 鈴木やすむ@生きづらいいとも! (@suzukiyasumu) July 18, 2018
トイレに新聞記事の切り抜きを貼っておいて、子どもがなにかしら感じてくれたらいいなという、子育てのひとかけらみたいなものです。
これのポイントは「なんにも言わないこと」です。
内容に関してはもちろん、読んだ?とかも。
まぁべつに、なにかしらの効果が実証されてるとかそういうもんではないので、ただ貼っとく。
適当に週に一回ぐらい貼り替えつつ、特になにも言わず一ヶ月ほど。
最初に「これなぁに?」とか、「むずかしくて分かんない」とか言ってたぐらいで、全然なんにもありませんでした。
が、昨日。
「きっちゃんだったらね〜、今のメニューは残して、新しく女子向けのインスタ映えするメニューを増やすね」
「あとは、カベに天使の羽根の絵を描いて、そこに立つと羽根が生えてるみたいな写真が撮れるようにする」
「男の人と女の人の部屋を分けちゃう」
トイレに貼ってた新聞記事がコレ。
※登録するだけで読めます
吉野家がアレコレ試行錯誤してるという、子ども向けでもなんでもない日経新聞の記事です。
読めない漢字も山ほどあるであろうこの記事を読んで、ざっくり理解して、さらには、自分なりのマーケティング戦略まで披露してくれたのです。
小学校2年生です。
父である私はというと、この記事を読んで「へぇ〜」って思っただけで、自分ならこうするなんて考えもしませんでした。
思考停止ってやつです。
期待はしないといいつつ、なんとなくだけでも社会に触れるというか、単語ひとつ知ってるか知らないかで、とっかかりになったりするので、なにかしらよい影響があればいいなぐらいは思ってましたよ。
それがね、読んで、理解して、自分なりに考えて、その考えを発言したんですよ?!
それもすべて自発的にですよ?!
コレ私の娘ですよ?!
高校中退のビルの受付係の娘ですからね?!
いやはや、あっぱれです。
あー、あっぱれ。
それでも私は、この「トイレ新聞大作戦」の基本理念通り、大げさにほめることはせず、あくまでさりげなく「ほ〜、そうか、なるほどね〜」ってな感じの控えめなリアクションに徹し、今こうして、ささやかな感動の涙をにじませながら、記録に残しているのである。
それじゃ、おやすむ。