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小2娘の吉野家マーケティング戦略 〜父のささやかな感動の記録〜

どうも、二児の父(小2娘・4歳息子)鈴木やすむです。

昨日、私は感動しました。

そもそものきっかけはこれ。

 

トイレに新聞記事の切り抜きを貼っておいて、子どもがなにかしら感じてくれたらいいなという、子育てのひとかけらみたいなものです。

これのポイントは「なんにも言わないこと」です。

内容に関してはもちろん、読んだ?とかも。

まぁべつに、なにかしらの効果が実証されてるとかそういうもんではないので、ただ貼っとく。

適当に週に一回ぐらい貼り替えつつ、特になにも言わず一ヶ月ほど。

最初に「これなぁに?」とか、「むずかしくて分かんない」とか言ってたぐらいで、全然なんにもありませんでした。

が、昨日。

「きっちゃんだったらね〜、今のメニューは残して、新しく女子向けのインスタ映えするメニューを増やすね」

「あとは、カベに天使の羽根の絵を描いて、そこに立つと羽根が生えてるみたいな写真が撮れるようにする」

「男の人と女の人の部屋を分けちゃう」

トイレに貼ってた新聞記事がコレ。

 

※登録するだけで読めます

www.nikkei.com

 

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吉野家がアレコレ試行錯誤してるという、子ども向けでもなんでもない日経新聞の記事です。

読めない漢字も山ほどあるであろうこの記事を読んで、ざっくり理解して、さらには、自分なりのマーケティング戦略まで披露してくれたのです。

小学校2年生です。

父である私はというと、この記事を読んで「へぇ〜」って思っただけで、自分ならこうするなんて考えもしませんでした。

思考停止ってやつです。

期待はしないといいつつ、なんとなくだけでも社会に触れるというか、単語ひとつ知ってるか知らないかで、とっかかりになったりするので、なにかしらよい影響があればいいなぐらいは思ってましたよ。

それがね、読んで、理解して、自分なりに考えて、その考えを発言したんですよ?!

それもすべて自発的にですよ?!

コレ私の娘ですよ?!

高校中退のビルの受付係の娘ですからね?!

いやはや、あっぱれです。

あー、あっぱれ。


それでも私は、この「トイレ新聞大作戦」の基本理念通り、大げさにほめることはせず、あくまでさりげなく「ほ〜、そうか、なるほどね〜」ってな感じの控えめなリアクションに徹し、今こうして、ささやかな感動の涙をにじませながら、記録に残しているのである。

それじゃ、おやすむ。