我が子への伝言[3]初期衝動を逃すなよ
どうも、林やすむ[@hayashiyasumu]です。
勝手に始めたこのシリーズ。なんかちょっと独りよがりになりすぎる気がして、 どうしようかなと思ったんですが、 私がまとめておきたいので続けましょう。
今回は「初期衝動」について。
と思って、正確な意味を調べてみたところ、 初期衝動って辞書に載る正式な言葉としてはないみたいですね。
まー、「初めて触れた時に衝き動かされる」 モノって感じですよね。
必然的に、 若ければ若いほどいろんな初期衝動にブチ当たれるワケで、 そしてその波が寄せては返し続けてる間は、 その波を大切にしろよってこと。
なぜそれを伝えたいかって、そりゃ自分自身の経験からですよね。
私の場合、「Tシャツ屋」。
え?!なんですか?!
Tシャツ屋ですよ!Tシャツのデザインを考えて、作って、 売る人!!
な、なんだっていいでしょう?!
おっと、取り乱しました。。
高校中退してニート生活を満喫してた時に、 B級ニュースマガジンGON! っておかしな立ち位置の雑誌があって、ある号の「 殺人鬼Tシャツ特集」を見た時の、
「オレもこういうの作りたい!」
コレが、私の初期衝動。
なぜコレがそんなに大切なのか?
この初期衝動の「こうしたい!」がうまく消化されないと、 中年になっても、心にずーっと引っかかり続けるからです。
この記事もそんなんを思い起こされました。
こういうのってなんでか男性の方が強い気がしますが、 若かりし頃の「こうしたい!」を引っかかったままにしておくと、 時間の経過とともに「こんなはずじゃない!」に変化して、 中年の心をむしばむのです。
この、初期衝動の消化というものが、たとえば「 想いを歌にして叫びたい」だとして、 その行為をしただけで片付くならいいんですが、 おそらくそこではおさまらず、誰かに聴いてほしい、 共感してほしいとか、 他者からの承認みたいなものにまで膨らんでいくんでしょう。
それがやっかいというか、結局のところ( その要求レベル次第ですが)、一般的にいう「成功」 がゴールに設定されちゃうと、 まぁたいがい叶わぬ夢になってしまうと。
※言い忘れましたが、私自身答えが出ていないので、ほぼ考察になります。
初期衝動でやってたことが、 承認欲求を満たすことに置き換わってる。
「過程」(を楽しむこと)で得られるはずのものに「結果」 を求めてる。
ほぉ、コレは面白くなってきましたよ。。
これつまり、子どもから大人に変わってるんですわ。
子どもってなんでも「やること」が楽しいからやるんであって、 結果はどうでもいいんですね。(※もちろん達成感みたいな喜びもそれはそれでありますが)
お手伝いでも、ごほうびがほしくてやるんでなくて、 やることが楽しいからやる。(※ 大人がごほうびで釣ってばかりいれば、 そういう子どもになりますが)
それが、大人になるにつれ、「過程」は「結果のための我慢」に変わっていく。
ほぉ、なるほど。。
ちょっとまぁ、行き着いてませんが、時間もないのでこの辺りで。
んじゃ、おやすむ~!!
で続き↓