届かなかった、たかしくんへの年賀状
どうも、鈴木やすむ[@suzukiyasumu]です。
子どもたちは今日から冬休み。
さて、私の冬休みの思い出を。
あれはたしか小学4年生の時。
毎年仲のよい友達に出していた年賀状で、ある失敗をした。
幼稚園から一緒で、よく二人で遊び、もちろん毎年年賀状を出していた、たかしくんに年賀状を出し忘れてしまったのだ。
単なるド忘れであり、他意はまったくない。
出し忘れたことに気がついたのは、すでに3学期も始まっていた一月の半ば過ぎ。
気がついたと同時に、年が明けた冬休み中に一度二人で遊んでいたことも思い出した。
たかしくんはそのことになにも触れなかったが、そういえば変な空気だったような気がした。
私とたかしくんは、あとにも先にも一緒のクラスになったことはなく、学校ではほとんどしゃべらない間柄だったので、気づいたあとも、私からそのことを話すきっかけもなかった。
最後に遊んだ冬休み以来、それまで月に一、ニ度はあった、たかしくんからの遊びの誘いはなくなり、そのまま中学卒業まで、私とたかしくんが遊ぶことはなかった。
言い訳なりゴメンなり、私がすぐにそのことに触れていれば、二人は仲良しのままだったかもしれない。
たかしくんは、私から年賀状がこなかったこと、私がそれになにも触れなかったことで、「友だちやめよう」ってことかな?なんてことをずっと思っていたかもしれない。
自分の失敗で、自分とたかしくんの人生を少しだけひん曲げてしまったことを今も少しだけ後悔している。
んじゃ、おやすむ。。