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ハラリがEテレで言ってたこと《日記#025》

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 ©NHK Eテレ


2020年4月29日(水)

Eテレのコロナ特番のハラリ60分インタビュー。※再放送は4/30の0時から(今日の深夜ってこと!)

サピエンス全史を、(図書館の返却期限に追われながら)下巻の序盤まで雑に読み進めたっきりの私としては、Zoomお茶会で再会した友人の話を聞くようなものだ。

なんつって動くハラリ、しゃべるハラリを初めて見た。

風貌はカラテカ矢部だが、しゃべりは芸人カラテカ矢部以上だ。

www.nhk.jp

ハラリの言ってた(感じの)ことと、オジさんの思ったことがゴチャゴチャになっていることをご了承願いたい。

コロナに気を取られず、政治を見張っておく。

今目の前の命を守るために集められたデータが、この先なにに使われるか。

監視社会が進む。

今は、起こした行動のみがデータになるが、これからは(体の外で起こる)行動だけでなく、体の中のデータが利用される。

スマホに触れる指から、体温や心拍数なんかを読み取ることで、持病が分かったり、感情が分かったり。

なんなら、行動と感情と個人情報が紐づけられちゃう。

こんなニュース記事を読んで、怒りを感じている、○歳の既婚男性、とか。

それまでに得られている様々な情報も紐づけられて、より具体的になっていく。

衛生のための情報は、独立した衛生のための機関(を新設しその機関のみ)が持つべきで、秘密警察のような機関と共有できるものにしてはならない。

健康データについては、国と国民が双方向にアクセスできるものであるべき。

パンデミックにより、これまで遅々として進まなかった物事が、数日や数週間で決まる。

「緊急時だから」よしとしたものだとしても、平時の社会に戻ってその決定が覆ることはない。

権力者が、一度手にした権力を手放すことはない。

覚えてるのはこんなとこか。

日々刻々と、ノン気に生きていられない時代になっていくのを実感する。

ハラリには教えられることばかりだが、ひとつ教えてやりたい。

ティーバッグは入れっぱなしにしない方がおいしい紅茶が飲めるぞ。